・建設業経理士なんて意味あるの?
・時間もお金もムダにしたくない
・転職に有利になる資格を取得したい!
経理で転職を考えたときに資格があると心強いですが、評価につながらない資格を取っても時間やお金をムダにしてしまいます。
私は建設業へ転職後に建設業経理士を知り、1ヶ月で合格して資格手当による月収をアップを達成しました。
この記事では、建設業経理士という資格について簿記検定との違いと取得するメリット、勉強方法をまとめました。
この記事を読めば自分が建設業経理士を取るべきかがわかり、効率的な勉強方法で短期間に取得を狙えます。
建設業経理士は建設業に転職する場合圧倒的に有利な資格となり、経理経験者であれば少ない勉強時間でも合格できます。
建設業経理士とは?日商簿記との違い

建設業経理士は、建設業に特有の会計処理のスキルを証明するための資格です。
一般的な経理では、主にモノを仕入れる・売るをベースに仕訳を行い、会社のお金の流れをまとめていきます。
建設業では、工事を受注してからお金が動き、売上となるタイミングも工事の途中や完成後など独特になります。
建設業での経理担当者はより専門的な会計処理を身につけることが必要です。
日商簿記との違い
建設業の経理では、一般的な経理で使う「売掛金」や「買掛金」が「完成工事未収入金」、「未成工事支出金」など特有の科目で表現されます。
建設業は売上を認識するタイミングも工事の途中で認識する「工事進行基準」や、工事の完成後の認識する「工事完成基準」があり、より専門的な知識を必要とします。
建設業経理士は一部特殊な要素はありますが、全体としては日商簿記と同じ流れなので、日商簿記や実務の経験がまったくない状態で受験するのは少しハードルが高いです。
日商簿記や実務経験で簿記の基本知識があれば、少ない勉強時間で合格が可能です。
実務経験がなく今から経理の勉強を始める場合は、建設業への就職を希望する場合は建設業経理士、建設業以外への就職を希望する場合は日商簿記を取得するのがおすすめです。
建設業経理士は意味ない?取得するメリット「建設業への転職で圧倒的有利」
建設業経理士が意味ないと言われる理由
建設業経理士が意味ないと言われる主な理由は、建設業以外の会社ではほぼ必要ないということです。
実際には全体の会計の流れはほとんど一般的な会計と同じですが、建設業以外の業種であれば一般的な日商簿記2級を取得した方が評価はされやすいです。

どんな業種に就職するか決めていない場合は、日商簿記を先に取得するのがおすすめ!
建設業経理士が建設業への転職で圧倒的に有利な理由
建設業では公共工事を請け負うために多くの企業が「経営事項審査」という審査を受けています。
経営事項審査では建設業経理士2級や1級の保持者の人数も加点対象になっています。
経営事項審査での評価が高くなるため、建設業経理士の資格を持っている社員の需要が高く、資格手当がつく会社も多いです。



応募時点で取得していなくても、就職後に取得する意思を伝えておけば建設業のことを理解しているとして評価されるでしょう。
建設業経理士はまずは2級をとればOK!
建設業経理士の需要が高いのは「経営事項審査」の加点対象となるからですが、加点と対象となるのは建設業経理士1級・2級の取得者です。
建設業経理士1級の試験は「財務諸表」「財務分析」「原価計算」と3つの科目に分かれていて、それぞれの試験で合格しないといけないため非常に難しく時間もかかります。
まずは建設業経理士2級から受けて、余裕があれば1級に挑戦してみるといいでしょう。
建設業経理士2級に合格するポイントは「過去問を中心に勉強する」


私が建設業経理士に1ヶ月で受かった際に使用していた教材は「スッキリわかるシリーズ スッキリわかる建設業経理士2級」のテキストとそれに対応した問題集、そして建設業経理士2級の過去問題集です。
私はテキストは1周だけ読んで、問題集でテキストの内容を確認していましたが、一番メインでやっていたのは過去問です。
建設業経理士2級の概要
試験日程:上期と下期があり、3月と9月に行われることが多いです。
申込期間:おおむね試験日の4ヶ月前より1ヶ月
受験資格:受験資格はとくになく、誰でも受けることができます。
受験費用:7,120円
合格基準:100点満点中70点
試験時間:2時間
建設業経理士の試験は出題される問題が大体決まっています。
| 第1問 | 仕訳問題 |
| 第2問 | 文章を完成させる計算問題 |
| 第3問 | 材料費、労務費、部門別原価計算など |
| 第4問 | 個別原価計算による勘定、完成工事原価報告書など |
| 第5問 | 精算表作成 |
建設業振興基金の「過去の試験問題 – 建設業経理検定試験(外部サイト)」のページに実際の問題が載っていますので参照してください。
第1問、第5問を確実に取る
第1問の仕訳問題は、非常に初歩的な仕訳の問題なので点が取りやすいです。
剰余金の処分や建設仮勘定など、よく出る問題もありますので過去問をいくつか解いて傾向を覚えましょう。
第5問は、配点が30点と一番高く、精算表の作成になるので1つ間違うと最終利益にも影響したり、大きく崩れてしまうので非常に重要になります。
基本的な会計処理がわかっていれば対応できるので、過去問を使ってできるだけ早く確実に作成できるようにしましょう。
第3問、第4問について
第3問と第4問は個人的には運も強かったです。
私は労務費や部門別原価計算が苦手で、過去問をやっていた時点数を落とすことが多かったのですが、本番で出題されたのは材料費に関する問題だったため点を取ることができました。
その年によってどの問題が出題されるかは変わるので、過去問をいくつか解いてパターンを把握しておくのが大切です。
建設業経理士2級のメリットと勉強方法まとめ
建設業経理士は、建設業に就職・転職する場合に非常に強力な武器となる資格です。
建設業特有の会計処理を勉強する必要がありますが、全体的な流れは通常の簿記と変わらないため基本的な経理の知識があれば独学でも十分合格できます。
建設業会計士2級の試験では過去に出題された問題と似た問題が出ることが多いので、過去問をできるだけたくさん解いて出題傾向を掴むことが大切です。


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